てるてる坊主 by zero_kikyo

#oc   #零の創作
安眠を求めて足掻き、首吊りによって永遠の眠りを得る。そんな感じです。
資料には向いていないイラストになってしまった…

追記.創作での金星、とても嬉しいです。ありがとうございます。

ボクが眠ったら、明日は晴天だ▼

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painted on a Nintendo Switch
02 Oct, 2025, 9:16 am
05:43

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zero_kikyo

13 Oct, 2025, 7:48 am

設定置いておきます。終始暗い。

モチーフはてるてる坊主。
年齢.13~17あたり。
身長.153~156cm。
体重.30kg台後半~40kg台前半。
一人称.ボク。
二人称.きみ.あなた
さん付け?
口調など↓
普通の子供のような無邪気さはない。達観したような、しかし脆いトーン。低く、静かで、感情の抑揚が少ない。疲労と諦めが滲んでいる。強い言葉は使わないが、その言葉には「死」の重さが伴う。
語尾↓
「~だよ」「~だね」「~だろう」など、断定を避け、穏やかな問いかけや独り言のような表現が多い。
対人↓
誰に対しても丁寧だが、それは敬意というより「関わりの希薄さ」の表れ?。

zero_kikyo

13 Oct, 2025, 8:24 am

また忘れてた、性別は男です。

私にとって"死ぬこと"は"怖いこと"です。死んだらどこへ行くのか、忘れられてしまうんじゃないか、痛いのは嫌だ、といろいろ考えて寝られないこともあります。
でも彼にとって"死ぬこと"は"救い"です。目の前にあるあの縄が天上に伸びる蜘蛛の糸のように見えるくらいには。
いざ死のうとすると心臓の音がうるさくて結局死ねてないのかも。いつか決心して足場を蹴るまでは、生き続けなきゃいけない。彼にとっては苦痛でしかないのに。
まるで時限爆弾。彼の生は猶予期間であり、いつ絶たれてもおかしくない危うさを持つ。
体重が軽いことについて↓
重大な精神的苦悩と不眠が続いてるため、食欲不振や栄養失調により、肉体が消耗している状態。彼の隈と疲労が単なる不眠だけでなく、身体的な衰弱も伴っている。

zero_kikyo

13 Oct, 2025, 8:40 am

"死に惹かれながらも、本能が生に繋ぎ止めている"という極限の状況に置かれている。
「頑張れ」も「生きろ」も彼にとっては生への強制であり、無責任な重荷でしかない。
生きる苦しみは、その場に立った者でなければ、真に理解することは不可能です。
自分が死んだとしても、世界にはなんの影響もない。そんなこと、とっくの昔に知っている。しかし、自分が首を吊ることで、明日、晴天になってくれたら、とても嬉しい。
あのてるてる坊主みたいになりたい。誰にも見つからない、静かな場所に行きたい。ゆっくり眠りたい。怒号も、暴力も、なにもない場所で。

zero_kikyo

26 Oct, 2025, 3:38 am

「年齢」「隈」
幼さと、彼の抱えるテーマの重さのギャップが強調される。「隈」は、風来坊の彼(煙モチーフの)と同じく、「安眠を求め足掻く」彼の苦悩を視覚化している。
「行動原理」
彼の人生の目的が「死」であり、これが彼の「逃避」の究極の形。彼の存在は、風来坊の彼が抱える「逃げたい」という願望の「鏡」となる。
「ボクが眠ったら、明日は晴天だ」
自己犠牲の強さと、現世からの離脱願望が色濃く出ている。「ボク」という一人称は、彼の幼さと脆さを表す。

「風来坊の彼(煙モチーフの)との関係性」
共感と対立:風来坊の彼も「悪夢と疲労」から逃げ「昼寝」に依存しているが、この少年は「逃避のゴールを死に設定している」点で、彼の踏みとどまっている最後の境界線を越えている。
罪悪感の刺激:彼は少年を見ることで、「過去の事件で失った誰か」や、「自分自身の逃避の末路」を重ね合わせる。彼の「後悔が面倒だから助ける」という動機は、この少年にとって「生きること」という究極の人助けを迫られることになる。
「俺/僕/私」の変化:彼は、少年に対しては、最も責任を伴う「私」や、突き放す「俺」よりも、「僕」というニュートラルな

zero_kikyo

26 Oct, 2025, 3:59 am

一人称を多用し、少年の危うさをなんとか受け止めようと葛藤する。

「沈黙の共感」
言葉:彼は「すべてが面倒」なので、無責任な励ましなど決して口にしない。彼の低体温な口調は、少年にとって「熱を帯びた重荷」とならずに済む。
行動:彼は、少年の「安眠を求めて足掻く」姿に、自身の「現実逃避(昼寝)」を重ねて共感する。
少年が死に惹かれている時、彼は「うるさい心臓の音」に気づきながら、ただ隣でタバコを吸う。その煙は、彼の孤独と、少年の危うさを静かに包み込む。「死に惹かれるお前を、俺は否定しないが、俺もまだ生きている」という、「逃避のプロ」としての彼の存在自体が、少年の生への糸となる。
彼の「後悔が面倒」という動機で少年を物理的に死から遠ざける行動も、少年を否定しない、最も彼らしい「人助け」となる。

「猫ちゃんとの関係性」
感情に敏感な猫ちゃんにとって、少年の持つ「死への願い」は、これ以上ないほどの「大きな悲しみと悪意」として感じ取られるだろう。猫ちゃんの純粋な庇護欲は、この少年の「自己破壊衝動」に対して、最も強く発動されるはず。
行動:猫ちゃんは言葉なく、必死に少年に寄り添い、少年を死から遠ざ

zero_kikyo

26 Oct, 2025, 4:39 am

けようとする。飴を差し出す行動は、「人生の甘さ」を伝えようとする、猫ちゃんの必死のコミュニケーションになるだろう。

「無償の承認」
猫ちゃんは喋れないため、「頑張れ」と言うことができない。これは、猫ちゃんの(今回は)最大の強み。
猫ちゃんの「人の感情に敏感」な能力は、少年の「死にたい」という苦しみだけでなく、その裏にある「生への本能的な抵抗(うるさい心臓の音)も」感じ取る。
猫ちゃんは、彼が死に近づくたびに、ただ側に座り、少年にくっつき、その小さな体で少年の死の衝動から遠ざけようとする。否定も肯定もせず、「貴方の悲しみは理解できないけれど、貴方が生きていることは、私にとっての事実だよ」というメッセージを、その体温と存在だけで伝えている。
飴を与える行為も、「この世界には、まだ甘いもの(希望)があるよ」という、押し付けのない無言の提示となる。

「代理さんとの関係性」(創作に近い感じで作ったので)
博識で穏やかな代理さんは、少年の「自己犠牲と死への願望」を、理性の力で論そうとする。代理さんの「ちゃんと叱る」という側面は、この少年に向けられることで、「生」への道を照らす、最も重要な教育と

zero_kikyo

26 Oct, 2025, 5:00 am

なるかもしれない。
代理さんの作る温かい料理は、味覚障害の風来坊さんには意味をなさないかもしれないが、死を望む少年にとっては、「生きるための理由」や「世界の温もり」を伝える、重要な手段となる可能性がある。

「世界の提示」
代理さんは博識だが、その知識を「正論」として振りかざさない。代理さんは、「なぜ生きることが苦しみであるのか」という少年の疑問に対して、「世界は多様な解釈がある」という事実を教える。
代理さんは、少年の願望を頭ごなしに否定せず、「死ぬことは救いかもしれない」という考え自体を一つの「解釈」として受け入れる。その上で、代理さんが作る温かい料理や、自然の中での散歩を通して、「生きる苦しみと同じくらい、世界の美しさもまた、確かに存在する」という事実を、少年の「理性」と「感覚」に訴えかける。

この三者の行動は、少年に対して「貴方の苦しみを理解できないと認めつつ、貴方の生を、言葉ではない形で静かに必要としている」という、最も純粋なメッセージを届けることになるだろう。

zero_kikyo

26 Oct, 2025, 5:19 am

「生きることが正しいことなのか。死ぬことは救いかもしれない。」
少年の生きる世界は、悪夢と安眠への渇望に満ちており、「生きる」こと自体が「苦行」となっている。そのため、少年は死を「罰」ではなく「救済」として捉えている。この価値観は、「罪悪感」を抱える風来坊の彼にとっても、重い問いかけとなる。
「てるてる坊主」との連動:少年は自分の「救済(死を)」と引き換えに、「明日の晴天(他者の幸福)」という「正しい結果」を生み出そうとしているのかもしれない。自己犠牲を通してしか、生きる意味を見出だせないという、悲しい諦念。
「あの縄が天井に伸びる蜘蛛の糸のように見えた。」
芥川龍之介さんの「蜘蛛の糸」を連想させるこの言葉は、少年の心の中に、「救いへの微かな希望」が残っていることを示唆する。縄(死の道具)が「天井に伸びる糸」に見えるのは、少年が「死」という行為を通して、苦しみからの解放という「救い」を求めているから。
しかし、糸は細い:蜘蛛の糸が「希望」の象徴であると同時に「脆いもの」であるように、少年の「救済」もまた、不安定で危ういものであることを表している。

zero_kikyo

26 Oct, 2025, 5:28 am

「心臓の音がやけにうるさかった。死のうとするといつもこうだ」
生への本能的な抵抗:これが、少年の「生」への最大の葛藤。少年の理性が「死=救い」と決断しても、身体は「心臓の音」という最も原始的な形で「生きる」ことを叫び、拒否している。
風来坊の彼との共通点:風来坊の彼が、「後悔が面倒」という理屈で「人助け」という生への行動を選ぶように、少年もまた、「心臓の音」という本能的な叫びで、死への決断を覆されている。彼はどちらも、「理性の決断」と「本能的な衝動」の間で激しく揺れ動いている、という共通のテーマを持っている。

zero_kikyo

26 Oct, 2025, 5:40 am

「生きているって、こんなにもうるさいことなの」
「ボクが眠れたら、みんな晴れた空の下、笑えるのかな」
「大人になっても、逃げ続けているのは疲れないかい?」
「隈があるのは、ボクと同じだね。夜が怖いのは、ボクだけじゃないんだ。」
「どうか、笑って。ボクが願ったのは、晴天だけだから。」
少年の言葉自体が、「死の誘惑」のように静かに響き、周りの人々の心を揺さぶるかもしれない。

zero_kikyo

26 Oct, 2025, 5:44 am

てるてる坊主坊主は、布と紙で作られた、非常に軽い存在であり、地に足がついていない(死に片足を突っ込んでいる)という少年の口調とテーマに合致している。

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