僕は走っていた。つくと体が限界を迎えていたようで。
膝に手をつき、汗をかいていた
その時、ふっと約束の場所を見上げるとそこには美しくきらきらと輝く夕焼けとともに黄金色に照らされていた「君」がいた。
今、ここで伝えよう。大好きな君に。心を奪われた君に。
君もこちらに気づいたようで走ってきた。
僕は受け止め、君の手に触れ、僕よりも小さい純白な手を握り、
僕は「あなた」にこう言った。
「あなたの晴れやかな笑顔、今にも消えてしまいそうな澄んだあなたに惚れてしまいました。僕と付き合って下さいませんか。」
そう伝えると、貴方は目を丸くして少し戸惑った後、
君はほっぺを真っ赤に染めながらこう言った。
「はい...!」と～...