北の小国でお偉方の身の安全を守る親衛隊の隊長を務めている。王様からの指示で魔物の被害に悩まされている同盟国に派遣された。母国では英雄と呼ばれている将官の娘であり、ロペス(狼)の名に恥じない勇敢さと忠誠心を持ち、誠心誠意国に尽くしている。
性格は真面目でワーカーホリック、かつ脳筋。教養や計画性は十分にある。しかし毎回考えた末に結局先手必勝で殴るのが一番手っ取り早いと判断するタイプ。小柄な見た目に反して自分よりも大柄な男性を軽く伸せる力がある近距離パワー型。動体視力が良く、戦闘スタイルは最低限の動きで攻撃を避けて一撃で沈めるというもの。自分は強いという自負があるが、いつ死ぬかわからないので3日に1回は遺書を書き直すという変な方向でマメさを見せている。
人生の半分以上の時間が労働で埋まっているので休むことが下手。また基本的に嫌味や皮肉、小言を言われたり理不尽な悪意に晒される立場であるため褒められることに耐性がない。北国の中でも最北端と言っても過言ではない地域で生まれ育ったため暑さが苦手で、虫や幽霊を怖がり、アルコールに弱く……と、意外にも弱点がそれなりに多い。
感情の起伏がかなり控えめだったが最近は少しずつ表に出るようになってきており、特にカルチャーショックを受けたときなどはわかりやすい。
「メレディス・ロペスと申します。どうぞメレディスとお呼びください。よろしくお願い致します」
「生憎と魔物との戦闘経験はないのですが…生物である以上、殴れば斃れるものでしょうか?…『燃やしたら死んだ』。なるほど、可燃性なのですね」
「笑顔など不要です。自分はただ国を守るための機関であれば良いのですから。不要なものは捨てる、当然でしょう」
「あの、明日から休暇を頂けるとのことですが、報告書類の作成等は、……ない?…な、で、では私はその間何をすれば…!?」
#生画
The Colors! Gallery moderators will look at it as soon as possible.
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27 Apr, 2025, 12:15 pm
関係者一覧
アンベール・A・デュランド
親衛隊副隊長兼隊長代理。前隊長。
何を考えているかわからない人。ありとあらゆる欲を創作活動で発散するタイプなのでよく食事や睡眠を抜かしては周りに怒られている。
過度な期待に応えようとして身体も心も壊すタイプ。幸いにも壊れる前に強制的に止めてくれる仲間に恵まれたので今のところ心配いらない。
レーニエ・ジラード
親衛隊副隊長。
「レーニエ」は幼い頃に初恋の女の子から呼んでもらった名前、「ジラード」は悪趣味な貴族のもとにいた頃に呼ばれていた名前をそのままフルネームとして使っている。
食事を抜かしがちなメレディスやアンベールに軽食を渡したり、睡眠を取らない2人を力技で寝かしつけたりしてくれる人。
シアーズ・Y・ロペス
メレディスの父親。海軍のトップで、防衛戦を最も得意としている。デカくて冷たくて厳しい人。
20年以上前に北の小国が戦争で負けそうになった際、当時の軍部大臣に連れられて表舞台に姿を表し、たったの2年で戦況を覆して国を守り抜いた英雄。その功績を讃えて現在の地位と名前を貰った。
国の南部にある狼の出る森の近くに住んでいる薬草売りの一族の生まれであり、狼を卑しいものと考えるお国柄のせいで長年差別を受け貧しい暮しをしていた。実家は賊に襲われて家族が惨殺されている。薬草詰みに森へ行っていたことで難を逃れ、また賊が戻ってくるのではと怯えながら一夜を明かした末、たまたま偶然南部を訪れていたジラード家の使いに保護された。
(ロペスという名前は設定上は「卑しい狼の子」を意味する蔑称から付けられたものですが本来ロペスという名前にはそんな意味はありません。)
パドマ・B・ジラード
メレディスの乳母。北の小国で代々軍部大臣を務めるジラード家のご令嬢。心優しく、裁縫が得意。
20年以上に弟を戦争で亡くし、生まれたばかりの息子は誘拐されたきり帰って来ず、当主である父親とその後を継ぐはずだった夫を立て続けに亡くしている。
■■■■の5歳の誕生日を目前にして街で通り魔の被害に遭い、懸命な治療もむなしく息を引き取った。街に出ていた理由は■■■■の誕生日プレゼントを取りに行っていたため。
テオドール・S・ジラード
パドマの弟で現在は諸々の理由からメレディスの背後霊をやっている。可哀想はかわいいの精神でメレディスをちょくちよくいじめている。幽霊嫌いの原因その1。
シアーズとは兄弟のようなものらしく、メレディスには自分を「伯父」と呼ばせたがっているが当のメレディスにはその理由を乳母であるパドマの弟だからだと思われており、「叔父上」と呼ばれている。16歳で死んでいるが、生きていればシアーズの2つ歳上。
今のシアーズのことを心底嫌っている。
■■■■・■・ロペス
ロペス家の長女。無邪気で手の掛からない女の子。乳母が作ってくれたぬいぐるみをいつも大切そうに抱えている。
おとうさまがお仕事で忙しくて帰ってこないことも、おかあさまがおとうさまや自分のことが嫌いなことも、乳母が自分を通して誰かを見ていることも、侍従長が父親似の自分を見るたびに気まずそうにしていることも全部知っている。
もういない。
27 Apr, 2025, 12:34 pm
この企画を最後にもう企画参加やめようと思ってたやつだったから気合い入れすぎてネームドキャラの数がすごいことに…