POTVの語り場を見かけて嬉しくなっちゃったので企画そのものについて語って良いかな?良いよね だって主催だもん(横暴)
02 Apr, 2025, 12:11 pm
POTV(Paralysis of the Variety)、一応日本語版タイトルもありまして、こっちは「多様性の不随」となります だいぶ気に入ってますペキュリア教はpeculiarをそのまま日本語英語にして、オルディアレス教はordinaryの語尾をちょっとだけ変えて名前にしました(当時仲良かった友達が一緒に考えてくれました)それ以前の呼び方は宗教A・Bとか国教と新興宗教とかそんな味気ないやつでした
02 Apr, 2025, 12:24 pm
本当に一番最初の段階では宗教メインじゃなくて宗教を原因とする国同士の争いがメインだったのですが、それだと「宗教」「奇病」「戦争」でちょっと要素盛りすぎだし、宗教絡みの戦争ネタは繊細に扱わないといけないから難しいよなぁ…と思ったので国内で対立させることにしました今の名称を使って簡単に初期の世界観を説明すると、まずペキュリア教を信仰している大国でオルディアレス教によるクーデターが起こり、ペキュリア教への迫害が発生するのは同じです。その後ペキュリア教の天使たち数名が隣国へ逃れ、大国の状況を隣国の王様に伝えます。これを聞いた王様はオルディアレス教と戦うことを決意、すぐに軍隊を編成し、天使たちを追ってきたオルディアレス教を退けつつ大国のオルディアレス教本拠地を目指して進軍する…みたいな話でしたこの軍隊が保安委員会の前身となりました
02 Apr, 2025, 12:42 pm
オルディアレス教の目的って何?て話なんですが、そもそもオルディアレス教はPOTV2から数えて7年、前作から数えて5年も遡ると宗教施設もめちゃくちゃショボくてどマイナーな宗教でした例として名前を出しますが、ペキュリア教はあの世界だとキリスト教みたいなめちゃくちゃメジャーで歴史もある(とはいえもっと古くから存在する宗教もある)ようなイメージです。オルディアレス教はそれと比較すると新しい宗教ですし、宗教として成立した後も数十年間ずっとマイナーでしたただペキュリア教同様歴史そのものはまぁまぁ長くて、宗教として成立したのはわりと最近だとしても以前から似たような組織はあったんだと思います。というのも、オルディアレス教の本当の始まりはたぶん奇病を恐れた人が現れたときだからです自分と同じ種族で、自分とかけ離れた特徴のある生き物がいたらそりゃ当然怖いと思う人も出てきます。初めて奇病の人が登場したとき、それを神格化したか、あるいは恐れたか、そこが分かれ目になったんだと思います全ての人間が寸分違わず同じ感性を持ってたりでもしない限りペキュリア教とオルディアレス教みたいな意見の対立が起こるのは仕方のないことです。問題はそこからどう倫理的な対応をするかなんですよねさてオルディアレス教の目的についてですが、ぶっちゃけ自分もわかりません!!ただ個人的な意見として、ここまで喋ったのとは別にオルディアレス教のルーツは奇病を治そうとした人たちなんじゃないかなって思うこともあります。それが時間をかけて裁判やら処刑やら攻撃的で物騒な方向に歪んでいった可能性もありそうだなーって そんだけです
02 Apr, 2025, 12:56 pm
さっき実在する宗教で例えた手前物凄く言いづらいんですが、ペキュリア教は正直素晴らしい宗教とは言い難いと思っています。ペキュリア教はPOTVの舞台となった大国以外でも広く信仰されるメジャーな宗教ですが、その中にも当然宗派が存在します他にも色々違うところはあると思いますが、宗派による一番の違いはおそらく天使の扱い方に関する違いです大国では天使は当然崇め奉り大切にして然るべき存在なんですが、別の宗派では天使を殺して食べると永遠の命が…なんてことを考えるところもあると思います。ある意味ではオルディアレス教なんて屁でもない程恐ろしい行いをしているペキュリア教徒も(表沙汰になってない・目立ってないだけで)存在すると思います
03 Apr, 2025, 11:12 am
天使の認定について、これはあの世界でもだいぶ議論されてる内容だと思ってますうちの子を例に出すんですけど、ヒースの実母(以外、サフラン)も「奇病を持っている」という定義でいけば天使と言えるんですが、サフランは正式に天使とされていません。理由は彼女の奇病にあって、サフランの奇病は「善行を積むほど醜く、悪行を積むほど美しい容姿になる」というものだからですヒースの持つ奇病(体から植物が生える)のように本人が何もせずとも症状が出る・目に見えて症状がわかるものならともかく、サフランは一度本人が何かしらのアクションを起こさないと症状が表に出ない(=奇病が発覚しづらい)ものになっているため、生まれてすぐに判明するものではありませんまた、「善行を積むほど醜く、悪行を積むほど美しい容姿になる」という特性上、サフランが美しくなるということは何かしら人の道を踏み外した行いをしたということになります。天使が外道に堕ちたなんて醜聞が立てばお偉方の体裁が悪くなりますし、とても公開できたものではありません結局「奇病か、そうでないかの判別が難しい」「倫理的な問題が発生しかねない」奇病であればあるほど非公式・非公認になりやすいのでは、と思いますなので天使については大きく分けて4パターンがあると思います①生まれたときに症状が認められた生まれた瞬間から、あるいは生後すぐに「これ明らかに奇病でしょ」とわかる症状を持っていた場合。パッと見で判断できる症状がある。②ある程度成長してから症状が表に出たある程度大きくなってから何らかの行動によって症状が出た場合。精神的なものから、能力的なもの、あるいは症状が体内で留まっているもの等々。周囲もしくは本人の申告と証拠の提示(実際に症状を見せたり、表面化していないものであれば検査をしたり)で認定。③非公式的な天使お偉方が把握しているかしていないかはさて置き、何らかの理由で申告をしていない・されていない、もしくは申告したけど認められていないだけで実際に奇病を持っている場合。④天使じゃないけど認定されたただの特技とかだったのに奇病だと思い込まれてしまった場合。勿論時代によって天使の定義も違ってくると思うけど大体こんな感じなんじゃないかなーって思います
20 Apr, 2025, 1:21 pm
人は皆、等しく尊いものである。人は自らと違う特性や感性を尊重し、あらゆる個性を受け入れるべきである。人は多様性を認め合わなくてはならない。これを否定するものは悪である。実際このままの文章があるのかは知らないけど、そんな爆速矛盾経典を掲げてるのがペキュリア教
25 Apr, 2025, 9:02 am
旧Twitterでさんざん言ってるけどこっちでも言わせてねPOTV(新旧問わず)は確実に曲と文化圏が違うんだけどisiyaさんの『ドゥッカ』が似合う
The Colors! Gallery moderators will look at it as soon as possible.
English
Japanese
Comments
02 Apr, 2025, 12:11 pm
POTV(Paralysis of the Variety)、一応日本語版タイトルもありまして、こっちは「多様性の不随」となります だいぶ気に入ってます
ペキュリア教はpeculiarをそのまま日本語英語にして、オルディアレス教はordinaryの語尾をちょっとだけ変えて名前にしました(当時仲良かった友達が一緒に考えてくれました)
それ以前の呼び方は宗教A・Bとか国教と新興宗教とかそんな味気ないやつでした
02 Apr, 2025, 12:24 pm
本当に一番最初の段階では宗教メインじゃなくて宗教を原因とする国同士の争いがメインだったのですが、それだと「宗教」「奇病」「戦争」でちょっと要素盛りすぎだし、宗教絡みの戦争ネタは繊細に扱わないといけないから難しいよなぁ…と思ったので国内で対立させることにしました
今の名称を使って簡単に初期の世界観を説明すると、まずペキュリア教を信仰している大国でオルディアレス教によるクーデターが起こり、ペキュリア教への迫害が発生するのは同じです。
その後ペキュリア教の天使たち数名が隣国へ逃れ、大国の状況を隣国の王様に伝えます。これを聞いた王様はオルディアレス教と戦うことを決意、すぐに軍隊を編成し、天使たちを追ってきたオルディアレス教を退けつつ大国のオルディアレス教本拠地を目指して進軍する…
みたいな話でした
この軍隊が保安委員会の前身となりました
02 Apr, 2025, 12:42 pm
オルディアレス教の目的って何?て話なんですが、そもそもオルディアレス教はPOTV2から数えて7年、前作から数えて5年も遡ると宗教施設もめちゃくちゃショボくてどマイナーな宗教でした
例として名前を出しますが、ペキュリア教はあの世界だとキリスト教みたいなめちゃくちゃメジャーで歴史もある(とはいえもっと古くから存在する宗教もある)ようなイメージです。オルディアレス教はそれと比較すると新しい宗教ですし、宗教として成立した後も数十年間ずっとマイナーでした
ただペキュリア教同様歴史そのものはまぁまぁ長くて、宗教として成立したのはわりと最近だとしても以前から似たような組織はあったんだと思います。というのも、オルディアレス教の本当の始まりはたぶん奇病を恐れた人が現れたときだからです
自分と同じ種族で、自分とかけ離れた特徴のある生き物がいたらそりゃ当然怖いと思う人も出てきます。初めて奇病の人が登場したとき、それを神格化したか、あるいは恐れたか、そこが分かれ目になったんだと思います
全ての人間が寸分違わず同じ感性を持ってたりでもしない限りペキュリア教とオルディアレス教みたいな意見の対立が起こるのは仕方のないことです。問題はそこからどう倫理的な対応をするかなんですよね
さてオルディアレス教の目的についてですが、ぶっちゃけ自分もわかりません!!
ただ個人的な意見として、ここまで喋ったのとは別にオルディアレス教のルーツは奇病を治そうとした人たちなんじゃないかなって思うこともあります。それが時間をかけて裁判やら処刑やら攻撃的で物騒な方向に歪んでいった可能性もありそうだなーって そんだけです
02 Apr, 2025, 12:56 pm
さっき実在する宗教で例えた手前物凄く言いづらいんですが、ペキュリア教は正直素晴らしい宗教とは言い難いと思っています。ペキュリア教はPOTVの舞台となった大国以外でも広く信仰されるメジャーな宗教ですが、その中にも当然宗派が存在します
他にも色々違うところはあると思いますが、宗派による一番の違いはおそらく天使の扱い方に関する違いです
大国では天使は当然崇め奉り大切にして然るべき存在なんですが、別の宗派では天使を殺して食べると永遠の命が…なんてことを考えるところもあると思います。ある意味ではオルディアレス教なんて屁でもない程恐ろしい行いをしているペキュリア教徒も(表沙汰になってない・目立ってないだけで)存在すると思います
03 Apr, 2025, 11:12 am
天使の認定について、これはあの世界でもだいぶ議論されてる内容だと思ってます
うちの子を例に出すんですけど、ヒースの実母(以外、サフラン)も「奇病を持っている」という定義でいけば天使と言えるんですが、サフランは正式に天使とされていません。理由は彼女の奇病にあって、サフランの奇病は「善行を積むほど醜く、悪行を積むほど美しい容姿になる」というものだからです
ヒースの持つ奇病(体から植物が生える)のように本人が何もせずとも症状が出る・目に見えて症状がわかるものならともかく、サフランは一度本人が何かしらのアクションを起こさないと症状が表に出ない(=奇病が発覚しづらい)ものになっているため、生まれてすぐに判明するものではありません
また、「善行を積むほど醜く、悪行を積むほど美しい容姿になる」という特性上、サフランが美しくなるということは何かしら人の道を踏み外した行いをしたということになります。天使が外道に堕ちたなんて醜聞が立てばお偉方の体裁が悪くなりますし、とても公開できたものではありません
結局「奇病か、そうでないかの判別が難しい」「倫理的な問題が発生しかねない」奇病であればあるほど非公式・非公認になりやすいのでは、と思います
なので天使については大きく分けて4パターンがあると思います
①生まれたときに症状が認められた
生まれた瞬間から、あるいは生後すぐに「これ明らかに奇病でしょ」とわかる症状を持っていた場合。パッと見で判断できる症状がある。
②ある程度成長してから症状が表に出た
ある程度大きくなってから何らかの行動によって症状が出た場合。精神的なものから、能力的なもの、あるいは症状が体内で留まっているもの等々。
周囲もしくは本人の申告と証拠の提示(実際に症状を見せたり、表面化していないものであれば検査をしたり)で認定。
③非公式的な天使
お偉方が把握しているかしていないかはさて置き、何らかの理由で申告をしていない・されていない、もしくは申告したけど認められていないだけで実際に奇病を持っている場合。
④天使じゃないけど認定された
ただの特技とかだったのに奇病だと思い込まれてしまった場合。
勿論時代によって天使の定義も違ってくると思うけど大体こんな感じなんじゃないかなーって思います
20 Apr, 2025, 1:21 pm
人は皆、等しく尊いものである。
人は自らと違う特性や感性を尊重し、あらゆる個性を受け入れるべきである。
人は多様性を認め合わなくてはならない。
これを否定するものは悪である。
実際このままの文章があるのかは知らないけど、そんな爆速矛盾経典を掲げてるのがペキュリア教
25 Apr, 2025, 9:02 am
旧Twitterでさんざん言ってるけどこっちでも言わせてね
POTV(新旧問わず)は確実に曲と文化圏が違うんだけどisiyaさんの『ドゥッカ』が似合う