ちどり(雀とか燕とかと同じ発音)。
教養はあるが常識知らずな女性。「世間知らずのお嬢様」を形にしたような、浮き世離れした雰囲気がある。
人の世話を焼くことをちっとも苦と思わないため頼み事をすると二つ返事で引き受けてくれるが、ものを知らないので見当外れな回答をすることもしばしば…
面白いことを求めて館内のあちこちをよく徘徊しているためか、洋館の構造をよく理解している。
かなり前から洋館にいるらしく、ここでの暮しに慣れきっている。現状に困りも怖がりもせず出ていく気もないようだが、他の人が脱出を目指して探索をしているのに乗じて自分も楽しげに探索している。機械やネットに頼らない遊び(鬼ごっこやかくれんぼなど)が好き。
アナログにめっぽう強い代わりにデジタル方面はてんでだめで、スマホどころかテレビの電源すらろくに付けられないような驚異の機械音痴。ニュースは新聞を読み、計算は算盤を使うタイプ。
崇臣さんの従姉で、少なくとも崇臣さんよりは歳上。でも女性の歳を聞くのは失礼だと正確な年齢は教えてくれない。
「千禽、と申します。どうぞ呼びやすい名で呼んでくださいまし」
「その戸棚の鍵を探せばよろしいの?うふふ、あたくし宝探しは得意でしてよ」
「ねぇ貴方、それはなぁに?…すまほ。ふぅん…むつかしいものなのね。崇臣ならわかるかしら」
「その部屋は駄目。入ってはいけないわ。お利口な貴方ならわかるわね?…そう、いい子」
「みーちゃんったら本当に大きくなったのね。昔はお姉さまの爪の先くらいしかなかったのに…『そこまで小さくなかった』?そうだったかしら」
#櫻屋敷cs
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