陽が沈み、辺りが暗くなり、道行く人々の見分けがつかない『誰そ彼は』…いわゆる黄昏時。
私は此処でない別の世界へ迷いこむ。
月の砂漠、長いトンネルの横穴の隠れ家みたいな喫茶店、空の小島…
それぞれの世界にはそれぞれの世界独特のルールがあって、なぜか別世界から来た私にもルールが適用され、不思議と馴染めてしまう。
異世界へ飛べるからといって、行き先さえ思い通りならないのにね。
どうしてこうなったんだろ…
昼(現実)の世界が嫌な訳じゃない。私は家族にも友達にも恵まれてる。不幸なんて感じたことない。
なのに黄昏の向こうの世界の方が好きだなと思ってしまう事がある。
黄昏の向こう側の世界でだけ会える人と二度と会えなくなる事を想像して怖くなる。
…コレも現実逃避？…良い訳ないよね？…こんな自分。

◆店頭に並ばない(と思う)DLソフト『ムーンレスムーン』
より…ヨミチ、マドベ、ホシ、イト。カゼヲ式ミニキャラver. +二次妄想文でした。
△ゲーム要素ほとんど無し。眠たくなるサウンドノベル。好み分かれる…カゼヲは気に入ってるようだ。

#ムーンレスムーン #moonless_moon