#POTV2cs

クレオメ・イエライシャン
右目と左耳がない男。言葉の端々に棘がある物言いをする。夢見が悪く、寝不足からくる慢性的な体調不良を抱えている。自虐と皮肉を言いながら案外よく笑う。ノワールという名前の黒猫を飼っている。
元オルディアレス教徒。現在は改宗してペキュリア教徒となっているものの根底ではまだオルディアレス教を信仰している。宗教裁判で判事を務めていた過去を持ち、沢山の人々を処刑台に送ってきた。養子として引き取っていた天使が方方に手を回したことにより結果的に「天使を守るために尽力した」ということにされ、財産の一部差し押さえと定期的な監察という異例の処罰で済まされた。
勝手に娘と引き離れたのでペキュリア教のことは嫌いになったし介入してきた保安委員会のこともシンプルに嫌い。現在は銀細工を作っては売り生計を立てている。

好…コリス、子供、動物全般
嫌…正義、平等、多様性、無力、夢、睡眠、悪魔

「クレオメ・イエライシャンです。悪名高い名前だし、聞いたことくらいあるんじゃない？」
「多様性の尊重とは素晴らしいね、とても美しい。まさに綺麗事だ」
「保安委員会の方でしたか。今日は良い天気ですね。こんな陰気な屋敷に来るのではなく、皆さんでピクニックに行かれては？」
「悪魔が…悪魔がいるんだ。私にあの子を殺させて、その死体を私に食わせ…あ、あぁ、ちが、コリス、すまない、ちがう、ゆめなんだ、ただの夢…」