夜のめいラボ

成実「会長が、特異点に覚醒するまで、なんとしても、このロボットのたくらみを阻止しないと…。」
成実(パソコンを操作しながら)「…………。複雑過ぎて私には、まるで理解出来ない…。………だけど、あの日から、一度も再起動してある履歴はないみたい。……たぶん、AI装置も、まだ取り外してない。あれだけ、外すように言ったのに！めいさんは何を考えているのか…。」(めいは、タイムマシーンに、かかりっきりでマッチのことは、ほったらかしなだけです。)
成実「………？！何これ！……間違いない、このプログラム。私のような素人が見ても、あきらかに他のプログラムとは違う！ほとんどのシステムにロックとセキュリティがかかっている。こんなに複雑なプログラム…、きっと、あのロボットの仕業か、あのロボットと関係があるはず…。……どうしたものか…。」
その後、成実は、せめてもの時間稼ぎ程度のプログラムの書き換えを試みた。
成実(マッチを見て)「……きっと、このロボットは今も、私の行動を監視している。いつか、その本性を暴いてやる。」

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