サンのおねえさんはとてもゆうめいなじょゆうで、たくさんのばんぐみにしゅつえんしていました。でも、あるとき、かのじょは「おもいびょうきがある」と、いしゃにつたえられたのでした。かのじょがにゅういんすると、せけんはおおさわぎ。たくさんのはなたばや、せんばづる、それらがかのじょにおくられました。でも、かのじょのびょうきは、ちりょうほうもわからないびょうきでした。かのじょはよわっていくばかり。サンは、あねのびょうきをしり、はなをもっておみまいにいくことにしました。サンのもっていたはなは、ファンたちからもらったはなたばにたいして、とてもしっそなものでした。かのじょは、かんかくがなくなってきつつあるてで、そのはなをうけとりました。
「このはな、すてき」
かのじょはそういいました。
かのじょはそのはなをにぎりしめ、
はじめてなきました。
つぎのひ
かのじょは、ゆっくりといきをひきとりました。
かのじょのそのてには、しおれたいちりんのはながあったそうです。
#オフイカ