c『…ぼくは
カエンが お兄ちゃんのトコに
帰れるよう 手助けするよ』
n『はぁ?』
カエン「?」
c『森の最奥…ハザマの湖に浮かぶターミナルなら…』
少年は 辺りを探す。
ふと、足元に 苔むした石版を見つけ、それに触れた。
石板の紋様が光りだす…
n『カエン!兄ちゃんに会いたきゃ、コイツの傍から離れるなよ?はぐれたら最期だからな?』
カ「えっ?…周りの景色がグルグル回ってる?!」
c『…つながった!』
n『ヤったか?』
広い湖の中ほど、何時の時代のものとも 判らない建造物( 遺跡?)が佇んでいる…
ソコに暮らすモノはいない…にもかかわらず、中に入ると ほんのり明るく、 無数の 小さな光がふわふわ漂っている…
外界の者でも見た事無いであろう【魔法術式】で満ちていた…
カエン「こんなとこ…」
n『まてよ。この森はチビが思っているより、ずっと広く深くヤヤコシーんだ!むやみに彷徨っても、行き倒れて獣のエサになるのがオチだ。ヌシの森でなくてもな?』
c「ここで、カエンのお兄ちゃんのいる場所を見つける。それが出来るのは、お兄ちゃんを知っているカエンだけだ!」
・・・つづく
c・・・名前のない少年
n・・・お使い(少年の目付け役の風船草)
#CMA #ヌシノモリ
The Colors! Gallery moderators will look at it as soon as possible.
Comments
08 Aug, 2019, 7:48 am
かっこいい…ステキなはいけい♪フリハンのちょくせんおつかれさま…ちょくせんとかずけいのツールほしいですね…あってもつかいこなせるかはナゾだけどw
ふたり(というかカエン)のいきつくさきがきになる…