by Fumari_plus

「わたしの過去をお話ししましょう」

アデレードが住んでいた村は住人が少なく、人間の村長とアデレードを抜いたら4人くらいの村でした。人間の姿になる現象はかなり昔から起こっており、驚く者は誰もいませんでした。
そんな小さい村なので、当時その村には子供はアデレード一人だけ。人間の姿になれば大人になった、そんな風に村長に認められる習わしがあったのでアデレードは自分が人間の姿になった時、それはもう喜びました。普段は大人しいので周囲はとても驚きましたが。
唯一の子供だったアデレードが大人になったことを記念して、村長はアデレードに手袋をプレゼントしました。それから、『今度大人になった記念に秘密の場所へ連れてってあげよう』と約束してくれました。アデレードはそれを信じて、幾日もその日を待ちました。でも、何時まで経っても村長は現れません。不思議に思って役場を訪れたアデレードは、村長がずっと前から姿を消していることに気付きました。しかも、恐らくもう会えないだろうにそのことを受け入れられず電車に飛び乗り、只管多くの村を探し周りました。そして終点がこの村でした。アデレードは再び会えることを信じて電車から降りました。

「わたしは何時か、再び貴方に会えると信じています」

#もとどうもり
#シリアスもともり

備考:村長が姿を消した理由は、所謂データの消滅って奴です。やり直しているのであればきっと何処かにいると信じて、アデレードはずっと村長を探しています。

≫村長は良い人です≪(ここ重要)データの消滅は事故です…

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painted on a Nintendo 3DS
11 Jun, 2019, 12:10 pm
00:54

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GNMDK

11 Jun, 2019, 12:43 pm

・・・ちょっと しゃしんのようりょうへらしてくる

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