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「初めまして。」
「ボクはノアン。」
「唐突だけど…君はボクを愛せるかい？」
※上の三行は初対面の人には必ず聞く。

「あの世で2人、幸せになるはずだったのに…。」
「……悪魔さん、天使さんも酷いことするね。」
「人間でも…人形になっても愛してくれる人は側にいない…。」
「ねぇ？ スタール。」
「あと何回、ボクという存在を偽ればいいのかな…。」

名前：ノアン
本名：千奈津　乃亜(ﾁﾅﾂ ﾉｱ)
年齢：19
性別：男
身長：164cm
誕生日：4/29
命日：2/2

好きなもの：スタール(人形)、彼女
嫌いなもの：炎、夕日、焦げたもの、炭

口調：「…」が語尾や頭に付く。

一人称：ボク
二人称：アンタ
三人称：アンタ達

性格：生前、愛されなかった反動で愛に飢えている。
愛してくれるならば、相手の望むことをやろうとする。

想いの物：彼女が不器用なりに作った人形
想い：皆から愛されたかった

死亡理由：焼死
備考：表情には基本、変わらない。
愛され方が分からないので人との接し方は下手。

<過去>
荒れていた高校時代に出会った心理カウンセラーの女性と高校卒業後、同棲していた。
心の支えがなかった乃亜にとって彼女は大きな存在だった。

そんな彼女には人には言えない夢があった。
それが『生命のある人形(人間)を作る(育てる)』ことだった。

一緒に暮らしていくことで彼女の本性に気付き始めるが「こんな形でも俺を見てくれるなら…」と思い、全てを受け入れた。
彼女が望むならば髪を染め、服装を変え、言葉使いを直し…彼女の理想の『人形』に近付くために努力した。

だが、そんな生活が続くわけはなく乃亜の家族に彼女との異様な関係がバレてしまった。
乃亜は強制的に家に連れ戻され、彼女との接触を禁止された。

彼女は、危険を犯してまで作り上げた『作品』を失ったことにより人生や性格が狂ってしまった。
事件から数日後、彼女が無理矢理に乃亜を家から連れ出した。
そして、乃亜に「君と離れたくない。だから一緒に死んでくれ。」と告げた。

最初は驚いた乃亜だったが、彼女といた1年間は今までの人生の中で楽しくて大切な日々だった。
決心した２人は、思い出の場所…彼女の家でお互いの手首を紐で結び、点火した。

あの世で２人結ばれることを信じて…。